■TOPICS / 125:地球温暖化は嘘か?
これに対して、「地球温暖化懐疑論」に対する意見も存在しています。「北極の氷が溶けても海面上昇しない」という懐疑論に対して、「極地の氷、というのは、北極の氷だけを指すのではない。日本の5.7倍の面積がある島国グリーンランドを1000m以上の厚さで覆う氷床が溶け出しているので、その分が海面上昇を引き起こすのだ。」と反撃しています。「温暖化どころか寒冷化している」という意見に対しては、「最新の観測データを見ると、今年8月の世界平均気温の速報値は、1891年の統計開始以降、最も高い値となっているなど、明らかに気温上昇の傾向があり、年平均でも上昇傾向がある。」と反撃しています。そして、「温暖化が進行すると、北極とそれより南側の地域との温度差が小さくなり、偏西風が弱まる。その際、北極周辺の寒気が、より南側に進出してくるため、大寒波が起きる。温暖化が進行すると、単に気温が上昇するだけではなく、極端な気象災害が頻発するのだ。」とのことです。「温暖化は太陽活動の変化」に対しては、「産業革命以降、地球の平均気温は0.85度上昇しているとされ、そのうち太陽活動によるものは0.1度くらいだと観られている。」「CO2ではなく水蒸気が原因」に対しては、「IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の分析には、水蒸気の影響も加味されているので間違いない。」と反撃しています。温暖化による気候変動が人為的なものが引き起こしたものか、あるいは地球の自然な活動によるものかは別として、現在地球の温暖化が今までにないくらいのスピードで急激に変化していることが問題です。地球の温度が急激に変化することで様々な問題を引き起こし、逆戻りできない状況になるのを抑えなければならないのです。
これが世界の現実だ!