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■TOPICS / 017:近所にいた頑固じじいの消滅

 
 
近所にいた頑固じじいの消滅
 
昭和の時代には近所の頑固じじいが道徳を守ってきました。法の番人は警察でしたが、道徳教育は最小単位のコミュニティで日常的に行われてきたものです。2015年に告示された小学校学習指導要領によって、道徳教育にいよいよ学校が乗り出したわけですが、道徳教育は、昔は「家庭、地域、学校」が三位一体となって進めるものと定義されていたはずです。すでに家庭と地域が除外されているわけですが、ここに問題はないのでしょうか?現代の大人たちに道徳心が欠如している場合も少なくないでしょう。モンスターペアレンツが、何かあると学校の教師のせいにしてクレームをつけてること自体、自分自身の道徳に問題があることを吹聴している行為に過ぎません。自分のことはさておき、うまくいかないことは全部誰かのせいにする大人たち。そんな大人たちが蔓延している日本社会は崩壊寸前であると言わざるを得ません。地域コミュニティが希薄になった現代においては、地域ぐるみで道徳教育を行うことなど、不可能です。大人の道徳がすでに崩壊しているのに、子供たちがまともに育つわけがありません。大人たちも何かあれば、警察を経由して文句を言うのが一般的になっており、ましてや、「誰が言ったかは公開しないでください!」という言葉まで添えられます。いたって、卑怯なやり方を大人たちがしているのも問題ですが、これ自体が卑怯な大人を要請する非道徳な教育になってしまっていることが問題だと感じます。昔は、必ず頑固じじいがいて、自分の家の子であろうが外の家の子であろうがダメなものはダメと注意をしたもので、そんな頑固じじいたちが日本の子供たちの道徳教育を担っていました。正々堂々と振る舞って、自分の意見はしっかり発言することができない世の中で、今更地域コミュニティを活性化することに何の意味もありません。世の中が便利になることによって、人間は協力をしなくなります。助け合う必要がないからです。助け合う必要がなければ、人間関係なんて単に面倒くさいだけで、人間関係を大事にする必要もありません。つまり、便利な世の中が生み出した弊害であることは紛れもない事実です。日本政府はこの先も技術革新による経済成長を進めていくでしょう。それは、もっと希薄な人間関係をもたらすものであることを私たちは認識しなければならないでしょう。物理的な地域コミュニティは崩壊し、ネットでつながった人同士のコミュニティしかなくなるでしょう。ですが、ネットは自発的に検索をかけてつながった形態ですから、そこにはどんな人ともうまくやろうという発想はありません。嫌だったらそこを抜ければいいだけです。こんな身勝手なつながりでしかないコミュニティが道徳を培う場所にはなりえません。そして、本来は家庭における道徳教育が第一でることを忘れてはなりません。しつけ,信頼関係,基本的な生活習慣,望ましい人間関係など人間形成の第一歩は家庭教育です。さまざまな事情で家庭内教育が進まないのであれば、道徳を中心にしたコミュニティを新たに形成することしかないでしょう。
 
 
 
 

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