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気候変動による新種ウィルス
気候変動による新種ウィルス
気候変動によって新たなウィルスが生まれ、新たな細菌が発生しています。気候変動によって新たなウィルスが生まれ、新たな細菌が発生しています。永久凍土が融けると、有害な細菌やウイルスが大気中に放出され、人体に影響を及ぼす可能性があるかもしれません。スイスアルプスの永久凍土では約1000種類の微生物が確認されていますが、その多くの実態は未だ不明です。1918~19年に世界中で数千万人の命を奪ったスペイン風邪が再度世界を席巻する可能性もあります。2007年には、科学者グループがアラスカの集団墓地に埋葬されていた遺体からスペイン風邪の痕跡を発見しましたし、アルプスの永久凍土で、バクテリア、キノコ、酵母、ウイルスも複数発見されています。COVID-19新型コロナウイルスによって未だ世界は振り回されていますが、これからさまざまな新種のウィルスや細菌が世に登場する可能性があります。そうはいっても、生物化学兵器は、天然のものだけでない事実もあります。過去の歴史をたどれば、ベトナム戦争において米軍による枯れ葉作戦は、無差別に被害を与え、未だ癒されない傷跡として有名です。「生物兵器とは、天然痘ウィルス、コレラ菌、炭疽菌、ボツリヌス毒素等の生物剤や、これらを保有・媒介する生物を使用して、人、動物、又は植物に害を加える兵器であり,大量破壊兵器の一つです。」と外務省のホームページにも記載されており、生物兵器の存在は都市伝説でないことがわかります。歴史上、医学や細菌学の研究、生物兵器に対する防御法の研究という建前でひそかに各国で生物兵器の開発が行われていたのは事実であり、現在でも研究が続行している可能性は非常に高いものです。生物兵器が化学兵器と大きく違うところは、細菌兵器は感染してもすぐには効果が現れず、潜伏期間をおいて人から人への感染を起こすことで、原因究明や大元の特定が非常に困難であり、意図的に行ったものであっても、アリバイ工作や責任逃れが容易にできてしまうことです。真偽のほどはわかりませんが、COVID-19は中国の武漢研究所から漏れたものであるという噂もありました。日本においても、オウム真理教が炭疽菌を培養して散布した事件も発生しています。生物兵器は古代ギリシア時代から用いられており、ひとたび紛争が発生すれば、これが用いられる可能性は少ないとは言えないでしょう。世界では、生物兵器禁止条約が締結されておりますが、特にテロリズムなどに使われることが危惧されています。世界は経済中心に回っており、SDGsが全く機能していないように、今後の行方は不安なものとしか言えません。
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