米ぬかは精米するときに出るカスのことです。米ぬかは土壌改良剤になります。とてもおススメできます。ただ撒くだけですから、耕す必要がないのもいいです。米ぬかを使うときのやり方は、微生物を殺さない不耕起栽培です。米ぬかを使用する際には、人間が耕すことがデメリットになります。米ぬかは微生物たちのごちそうです。土の上に撒くと微生物たちはこの米ぬかを食べにやって来ます。微生物たちは、土の中を動き回って耕してくれる存在なので、土の中を動き回ってくれるので、土はふかふかに柔らかくなります。米ぬかはただ土の上にぱらぱらと撒くだけでOKです。もっと効果を期待したい場合には、、米ぬかは肥料であること。堆肥と混ぜて使うとよいです。効果が絶大になります。米ぬかと堆肥によってできた肥料を「ぼかし堆肥」とか「ぼかし肥料」といいます。これは、植物が喜ぶ完熟堆肥です。完熟堆肥では植物がすくすくと育ちます。米ぬかは病原菌の予防もできます。微生物の世界では、数種類の微生物たちが自分たちの縄張りを広げようと戦いながら共存しています。米ぬかに発生する病原菌は、植物にとっての善玉菌です。米ぬかに発生する善玉菌が悪玉菌をやっつけてくれます。
米ぬかを撒きすぎると、デメリットにつながる場合もあります。一時的な窒素飢餓 微生物が爆発的に増えて窒素がなくなることで、葉が黄色くなることがあります。一時的な発酵熱の発生によって根を痛める可能性もあります。撒きすぎるといろんな虫が爆発的に増える可能性もあります。土の表面がうっすら白くなる程度がいいです。撒いたら2~3週間放置してください。まあ、一時のことですから大丈夫です。一応言っておいただけです。
ネットでは購入できるところもあります。価格が安いので園芸店で扱っていません。理由はただ利益が出ないから扱っていないだけのようです。米ぬかは米屋さんで直接購入するのがおすすめです。余計な添加物が混ざっていませんから。お米屋さんがコメを精米すると重さで10%くらいが米ぬかになります。無農薬玄米の米ぬかがあったら最高ですね。
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