市民農園や貸農園、シェアファームがもてはやされていますが、ほとんどの場所はすでに農薬や化学肥料で汚染された農地です。そんな畑を借りてどうするのでしょうか?残留農薬のことは気にしないのでしょうか。人為的に作り出された農薬はその土地にずーっと残っています。そこで栽培された農作物が化学成分を吸収し、それを食べた人も侵されてしまう。その循環が危険だということです。仮に有機農法を謳っていても、すでにその畑は汚染されている可能性が十分にあります。
市民農園や貸農園は、隣の区画とも隣接しているため、作物のはみ出しといったトラブルが発生しやすいだけでなく、隣の畑で化学肥料や農薬を使用されてしまうと、確実にその影響を受けることになります。隣の畑の問題以外にも、農園全体で雑草が生えないように、除草剤や農薬を使用している可能性は多分にあります。雑草は野菜と比べて繁殖力が高く、一度、生えてしまうと除草には大きな労力がかかることから、ビジネス的に除草作業を軽減するために除草剤や農薬を使用しているというわけです。
市民農園や貸農園では、病害虫の対策として、農薬を使用するのが一般的です。の一部の農園では、農薬の使用に関してルールを設けている場合もありますが、農薬を使って栽培したい人と、無農薬で栽培したい人が近い区画であれば、トラブルの可能性が高くなります。農薬が無農薬栽培の畑へ飛んでしまえば、無農薬ではなくなってしまい、無農薬栽培で虫が多く発生すれば、周りへ影響することは必須です。
例えば、雑草を善と捉えるのか、悪と捉えるのか、また、農薬を善と捉えるのか、悪と捉えるのか。このあたりは、個人個人によって、まったく見解が異なるものです。一口に「農園で野菜を育てる」と言っても、ユーザーひとりひとりの考え方によって、やり方が大きく異なり、それが原因でトラブルに発展する場合も多くあります。
無農薬栽培や自然農を行って食の安全を本気で確保したいのなら、完全無農薬・完全有機農法に特化した農園をレンタルする必要があります。
レンタルファーム「鎌倉山オーガニックファーム」は、完全無農薬・完全有機農法に特化した農園です。こちらでは、まず法務局でその土地の謄本を上げて過去の履歴を調べます。それから独自の調査でできる限り、農薬や除草剤の使用が認められない安全な土地であることを確認してから、その土地を自然農園としてユーザーに提供しています。 |