「自然の中で過ごしたいけど、泊りはちょっと難しい・・・」そんな方はとても多いものです。デイキャンプとは、ずばり、日帰りキャンプのことです。日帰りでもアウトドアの開放的な空気を十分に味わえます。アウトドアを手軽に楽しみたい人におすすめなのが日帰りの「デイキャンプ」です。天気が良ければテントやタープを張らなくてもアウトドアを思う存分に楽しめるので、夏だけではなく1年中楽しむことができます。仲間を誘ってバーベキューを楽しんでみるのはいかがですか？小さなお子様がいらっしゃるご家庭でも日帰りデイキャンプなら安心です。

キャンプがお子様の成長にいかに優れているかをご存じでしょうか？まず、子どもの脳の領域の発達には順番があります。生まれてしばらくは、感覚にかかわる脳の領域や言葉を習得するような領域が発達します。2～3歳では、知的好奇心にかかわる脳の領域が、3～5歳くらいになると、運動にかかわる脳の領域が発達します。さらに大きくなると、コミュニケーションにかかわる前頭前野の発達が盛んになります。脳科学的には、この発達の時期にたくさんの刺激を与えることが効果的だとされています。キャンプには、それぞれの発達フェーズにあった刺激があります。特に時期・時間、天候などで全く違う様子をみせる自然の中では、好奇心の深さが無限大に広がっていきます。

自然の中で感動した体験は自己肯定感を高めます。特にバーベキューのような非日常的なアクティビティの中で、ちょっとしたことをほめてあげると、自己肯定感が生まれ、自ら興味を持つことで脳の発達につながります。何に対しても興味をもって注意を払うことができるようになると、学力にも関係してきます。大人であっても、単調な作業には嫌気がさすものですが、それは子供も全く同じこと。毎日毎日机に向かわせておくよりも、たまには気分転換をさせてあげるほうが、メリハリがついて結果が出やすかったりするものです。

日々の生活の中には、無意識レベルのストレスや無意識レベルの緊張感が潜んでいるものです。人間はストレスや緊張から一時でも開放されることで、本来の自分を取り戻すことができます。それは健康になるということです。病気になってから病院通いにお金を費やすよりも、健全なお金の使い道がデイキャンプです。人間も動物です。人間も、交感神経と副交感神経のスイッチの自動的な切り替えで自分自身を保っています。交感神経がずーっと働いていると病気になります。自然治癒力が働くのは副交感神経が機能しているタイミングに限られます。大人も子供もみんなおんなじです。

■PRAが応援しているプロジェクトの中に、「THEOUT」があります。鎌倉でデイキャンプができる施設です。食材だけ買って持ち込んで自然の中でバーベキューができます。他のグループと離れた場所で楽しむプライベートスタイルです。電車でアクセスできます。ご興味のある方は詳細をご覧ください。
※リンクページ「THE OUT」http://theout.jp/