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■POLICY / 019:キャンプ場

 
 
キャンプ場
 

自然を感じて原点回帰できるアクティビティのナンバーワンは、キャンプです。人は疲れると自然に還りたいと思うものです。それはDNAに刻まれた本能的な感覚です。現代の私たちの生活は、たったこの100年くらいで形成されたものでしかありません。人類が誕生したのは、およそ600万年前だということになっています。人類学者によると、人類はおよそ600万年前にチンパンジーと別の道を歩み始め、250万年~200万年前に現代の私たちのようなホモサピエンスが出現したそうです。そこから600万年の間、私たちの先祖は狩猟生活を続けてきました。仕事なんていうものはなく、獲物を捕まえたり、植物や木の実を探しては飢えを凌ぐという毎日を送ってきました。ひとつの場所に定住することもなく、水があって、食べ物にありつけて、居心地がよいと感じる場所を転々としながら送る毎日です。文明と呼ばれるものが始まったのは、今からおよそ5000年前。エジプト文明やメソポタミア文明は学校で習った通りです。最も最近では、文明史を塗り替えてしまうような、それ以前の文明の痕跡がちょくちょく見つかっていますが、話題となっているトルコの「ギョベックリテペ遺跡」でさえ、今から12000年前でしかありません。産業革命が起こって人類が近代史を作り上げていったのは、この100年でしかありませんから、100年に対しての600万年というのは、ほんの一瞬にすぎません。人類の歴史を1年間とすると、文明はたったの1時間半にも満たないくらいの差があります。100歳のおじいさんとおぎゃあと生まれて数時間しかたっていない赤ん坊ほどの差があるということです。私たちは生まれて数時間しか経っていない赤ん坊と同じくらいの経験値しかなく、その経験値の中で得た感覚で暮らしていることになります。

どんなに日々の生活に追われていても、自然は私たちを癒してくれます。それは私たち人間のDNAには、自然回帰の本能が刻まれているからです。経済至上主義の政治家も、経済連のお偉方も、電力会社の経営陣も、大手企業の原子力開発者も、大学教授も、どんなお偉いさんだって自然に触れれば、心がリフレッシュされるものです。ですから、みんな田舎に別荘を持ったりして、日常を離れて自然に触れる機会を作っているわけです。馬車馬のように働かされている私たちも、自然と接する機会を作るようにしないと、単に犠牲者で終わることになります。自然の中で過ごすことは、人間誰しもにとっても必要なことであり、精神も肉体もそれを望んでいるはずです。自然回帰するという本能は、サケが川を遡って産卵するようなもの。本人たちもきっとその理由を説明できないでしょうけど、素直に本能に従うことは私たちが健康であり続けることであり、同時に生き延びる方法でもあります。自然に還ることは、過去に過ごした場所や生まれた場所に戻ろうとする本能的な行為一種であり、人間の帰巣本能です。人間も帰巣することによって、ストレスから解放され、自分を癒す防御システムが備わっているのです。都会のコンクリートジャングルに囲まれて、いつか気が変になってしまう前に、私たちは自然の中で過ごす習慣を手に入れる必要があるのです。結婚して実家を離れていても、どんなに現在の生活が安定していても、故郷はいつも特別な存在です。キャンプで自然回帰することは、今の生活では埋められない心の隙間を埋めてくれるものなのです。

■PRAが応援しているプロジェクトの中に、「THEOUT」があります。鎌倉でプライベートキャンプ・グランピングができる施設です。手ぶらで自然に親しむ提案を行っています。電車でアクセスできます。ご興味のある方は詳細をご覧ください。
※リンクページ「THE OUT」http://theout.jp/

■PRAが応援しているプロジェクトの中に、「サバイバルキャンプ」があります。横須賀で山をまるごと貸し切りで楽しむプライベートキャンプができる施設です。手ぶらで自然の中でワイルドに過ごすを行っています。電車でアクセスできます。ご興味のある方は詳細をご覧ください。
※リンクページ「THE OUT」http://survcamp.com/

 
 
 
 

 

 
 
 
 
 
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