森の中で瞑想することは、自然とつながるアクティビティです。手軽にできるため、とてもお勧めできる方法です。森林瞑想は、森林の中で瞑想をするアクティビティです。ただ、耳を澄まして自然の音を聞いてみましょう。風がそよぐ音が聞こえます。葉がゆらいでこすれる音が聞こえます。野鳥のさえずりや野生動物の鳴き声も聞こえてくるかもしれません。風と共に草花の臭いや土の臭いもきっと感じられるでしょう。そうしたら、風をカラダ全体で感じてみましょう。スーッと風がカラダを吹き抜けて、わだかまりや気になる悩み事、マイナスに傾いた気持ちを徐々に吹き飛ばしてくれるような心地よさを感じることができます。身体の感覚が人間本来の研ぎ澄まされた状態に戻ってくると木漏れ日の暖かさをカラダ全体で感じることができるようになります。そこにある木に触れてみるのみいいでしょう。木って温かいものだったんだと改めて気づかされるかもしれません。
健康になるためには、身体を休ませることが必要なのはもちろんのことですが、それはただ寝る時間を増やすだけではどうも不十分です。睡眠をとったら、五感の働きを本来あるべき状態に戻すことも必要になります。
もちろん食事も大切なことですが、現代人は、五感の働きを本来あるべき状態に戻すことが不足しています。
スタジオで行うヨガやマインドフルネス自体は素晴らしいものですが、多くの場合、自然の中で五感を調整することができません。イベント的なヨガリトリートは、たまに見かけますが、宿泊をしながらのリトリートでは、なかなか日常的に行うことはできません。なるべく自宅の近くにある心地よい森林でしばし五感を調整する時間を設けることが、人間本来の自然治癒力を引き出すことになります。

体調がすぐれない場合には、森林療法マッサージがおすすめです。わざわざ自然の中でマッサージを受けることに抵抗を感じる方もいらっしゃるかもしれません。ですが、これもヨガや瞑想などと同様に、自然エネルギーを取り込むことにつながります。自然の中で60分～120分程度のマッサージを受けることは、閉塞空間で受けるマッサージよりも効果を発揮する場合が多くあります。マッサージを受ける目的は、肩こりだったり、腰痛だったりすることが多いと思いますが、長期に及ぶ体調不良を改善する目的や病中病後の療養として受けるマッサージは、もっと根本的な自然治癒力の向上につながります。特にメンタルが弱っている場合、精神的に落ち込んでいる場合などにもお勧めできるのが森林療法マッサージです。

■PRAが応援しているプロジェクトの中に、「TTMAフォレストスパ」があります。こちらのサロンでは、森のテントでマッサージを受けることができます。その前後に森林瞑想を好きなだけ無料で行うことができます。ご興味のある方は詳細をご覧ください。
※リンクページ「TTMAフォレストスパ」http://forestspa.jp/