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■PHILOSOPHY / 027:いじめを助長させるカラクリ

 
 
いじめを助長させるカラクリ
 

いじめを助長させるカラクリ

ゴレンジャーは、5人がかりで怪獣をやっつけます。みんなで協力して一人の敵をやっつけます。戦隊ものは、すべて多数でひとりを攻撃する構図です。複数がひとりを寄ってたかって攻撃する構図はいじめを助長させるものです。「力を合わせれば敵を倒せる」とでも言いたいのでしょうが、子供が必ずしもそう理解するとも言い切れません。これが子供の心に刷り込まれるのです。ですから、学校からいじめが無くなりません。いじめが無くならないから自殺者が減りません。日本の10代の死因1位が自殺であることはご存じだと思います。自殺死亡率もG7 の先進諸国に比べて高い水準にあります。このしくみこそが洗脳でないと言い切れるでしょうか?

そして、同時にこれが同調圧力を生み出している正体です。多数の側に回れば自分は攻撃されず正義の仮面をかぶっていられます。赤信号もみんなで渡れば怖くないという心理そのものです。

いじめは「1対1」のタイマンの喧嘩でないことが問題です。いじめ問題は、同調圧力がそこにあることが問題なのです。互いに言い分はあるでしょう。それなら、どんどん意見を言い合う環境を作ればいいだけです。仮に喧嘩になったとしても、「1対1」でとことんやらせればいいわけです。

喧嘩も、ぴんきりですが、言い争いの喧嘩は意見交換に過ぎません。ですから、喧嘩自体がすべて悪いということではありません。喧嘩は一種のコミュニケーションです。殴り合いの末に打ち解けて仲良くなることもあります。それをわかる人は、殴り合いがすべて暴力だとは言わないでしょう。力の暴力も、言葉の暴力もどちらも同じ暴力です。しかし、現代は、力の暴力はNGで、言葉の暴力だけが蔓延しています。

現代社会における喧嘩には「悪」のレッテルが貼られています。しかし、喧嘩といじめは全く異なる概念です。喧嘩は「1対1」でやるものです。いじめは「1対多」で行われるものです。喧嘩はもともと文化でした。喧嘩は問題解決の手段でした。喧嘩をするのも勇気がいるものです。殴られれば痛いのはみんなわかっています。だけど、勇気を出して頑張るのが喧嘩です。それは一つの美学でした。

今の世の中では、何故に喧嘩がいけないことと教えられるのでしょうか?世の中で戦争が起きているのは許されているのに・・・プロパガンダされて、同調圧力に先導された大人たちが戦争を肯定したからですか?

 
 
 
 

 

 
 
 
 
 
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