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■PHILOSOPHY / 001:自然共生社会とは「調和」

 
 
自然共生社会とは「調和」
 

□自然共生社会とは「調和」

生物が生きる自然が大切に守られていて、他の生物たちと人間が共存できるようなつながりをもった社会を「自然共生社会」といいます。私たち人間の暮らしは、地球に生きるすべての生物とのかかわりあいの中で初めて成り立っているものです。人間と他の生き物が「調和」して共に暮らすことができることで、私たち人間は、自然からの恵みを受けることができます。より良い人間関係を築くためには、他者と調和を図ることが必要です。「調和」とは、全体がほどよくつりあって、まとまっている様子を表す言葉です。「調和」が取れれば、人間関係は心地よい状態となり、互いに協力しやすくなります。これをもっと地球規模で考えていくと、他の多種多様な生き物たちとも上手くやっていくことが必要になります。これからの私たちに求められているのは「調和」です。「調和」の対義語は、「不調和」「不和」「衝突」「対立」などです。「不調和」「不和」「衝突」「対立」のない生活がいかに幸せであるかを想像してみてください。

謙虚な気持ちで他者を敬い、相手の立場を慮り、上手くやっていくこと。それこそが「調和」です。自分の利益ばかりを追求したり、効率ばかりを気にしたり、個人的な利便性ばかりを優先したりすることが、調和を蝕み、不和を生みます。不和はやがて争いへと発展し、互いに傷つけあうことになります。自分の我欲をすべて我慢しろと言っているのではなく、まずは他者を慮ることから始めれば、より良い関係性を見出すことができる。そうすると、自ずと互いに調和できるようになるはずだと言いたいわけです。人間同士が殺しあう戦争だけではありません。人間は他のすべての生き物の暮らしを破壊し多くの種を絶滅へと追い込んできました。戦争はどちらか一方が正しくて、どちらか一方が間違っていたから起きたわけではありません。どちらもが、自分たちが正しいと思う一方的な考えを主張した結果戦争へと発展しました。戦争はどちらも正義を主張した結果にすぎません。テロでさえ自分たちは正義のつもりでやっているものです。

私たちが暮らしている世の中は、どちらが正しくてどちらが間違っているかを追求する世の中でしょう。警察も検察も裁判もすべてそうです。もっと正確にいうなら、それらの機関は正しいか間違っているかではなく、法律の規範に則った行動であったかどうかに過ぎません。これらの機関の存在は「不調和」「不和」「衝突」「対立」の構造を正当化し、感情的にも衝突の激化を助長さえしています。自然との共生も人間社会における共生も同じことです。正しいか間違っているかを審議することではなく、いかに調和できるかを話し合うこと以外にありません。

 
 
 
 

 

 
 
 
 
 
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