アマゾンの熱帯雨林は、地球上で最大規模の熱帯雨林。今知られている地球全体の生態系の10%以上はアマゾンにあります。動植物の多様性もさることながら、この地に住む人々もアマゾンの魅力の一つ。現在もアマゾンの熱帯雨林には、400を超える部族には100万人が暮らしています。1500年当時の先住民族の人口は800万人もいたといわれています。中には人里離れた場所に住んでいるため、旅行者に住居地区を開放していない部族も。しかし、その他多くの部族はサステナブルツアーや地元での滞在を通じて、旅行者にコミュニティを開放しています。 過去には、地域社会のニーズをあまり考えずに、地域の生態系を破壊するような旅行が多く見られたのです。今では、この土地を傷つける観光に取って代わり、アマゾンのエコツーリズムは先住民の人々が中心となり、現地の先住民族の生活に触れることができるエコツーリズムが盛んになってきました。世界は今こうした方向性で進んでいますが、それがすべてではありません。世界には、文明と離れて生活する未接触部族が存在しています。 |