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■POLICY / 205:街にゴミが落ちていない

 
 
街にゴミが落ちていない
 
17世紀から18世紀にかけてヨーロッパ諸国の貴族社会では、夜ごと着飾った伊達男と貴婦人たちの舞踏会が繰り広げられていました。西洋の都市では、一般の人たちは糞尿を部屋の窓から外へ投げ捨てるのが習慣となっていて、貴族たちも糞尿を「ポイ捨て」するのは当たり前でした。ヴェルサイユ宮殿での舞踏会はいつも鼻が曲がるような臭いの中、行われていたそうです。江戸の街はパリやロンドンを超える大都市でした。ゴミ問題は現在も大きな問題ですが、江戸の街はゴミが落ちていなかったといいます。人間が多いと生ゴミ、雑排水、屎尿が必ず大量のごみとして生まれます。江戸では、生ゴミは街ごとに1カ所に集めて、隅田川の河口に運び、そこに埋め立て地を作り、生ゴミはここで土に還っていきました。また、屎尿はかなり高い価格で、近郊の農村にほとんど一滴残らず引き取られ、わらは屋根、畳、米俵、かご、笠、わらじ、草履、みの、肥料などに再利用されていました。江戸の場合、都市の排泄物は、自然のサイクルに乗せて始末するようにしていたそうです。
 
 
 
 

 

 
 
 
 
 
 
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