トルコ地震では、「救援隊が来ない」 という悲痛な声が多く上がっていました。捜索の人手不足が深刻な問題だったようです。現地の人々は停電でスマートフォンの充電ができず連絡が取れないため、安否が分からない人も多く、「親戚ががれきの下敷きになっているが、助けてくれる人がいない」という声もありました。災害緊急事態対策庁の指揮官オクタイ氏は「冬で状況は厳しい。支援物資の輸送も困難だ」と認めました。やはり、他人任せではうまくいかないことが多いようです。5年前に建てられたばかりの集合住宅が跡形もなく崩壊したのは記憶に新しいものです。
日本全国の消防関係者は、南海トラフ巨大地震の救援体制について、「多くの部隊が出動さえできない可能性があること」を認識しています。2011年の東日本大震災よりも出動できる部隊数が少なくなり、救援体制が厳しくなることは明らかです。これから想定される巨大地震では、救援や支援の遅れがほぼ確実視されています。救助部隊が3日以内に被災地に到着できる見込みは全国平均で45%です。つまり、救助部隊が来る可能性は半分以下だということです。
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