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■PHILOSOPHY / 020:SDGsで推奨される昆虫食

 
 
SDGsで推奨される昆虫食
 

SDGsで推奨される昆虫食

昆虫は特殊な食材ではありません。古代より我々日本人は昆虫を食べてきました。農耕や稲作が盛んになる以前は、人類が原始時代から食べてきた貴重なタンパク源です。現在でも世界中で約20億人もの人達が昆虫を食べています。日本にも有名な「イナゴの佃煮」がありました。そして、再び昆虫を食べる時代が到来しています。最近では、無印良品がコオロギチョコやコオロギせんべいを販売しています。昆虫食の自動販売機もちらほら見られるようになりました。「昆虫食」は、タンパク質が豊富であり、従来の動物性のタンパク源に比べて飼育に必要なエサや水が少なく、飼育時に排出する温室効果ガスが少ないことから、地球に優しい未来のタンパク源として注目されています。昆虫食は国連SDGsでも推奨されています。

ゴキブリ食もあります。ゴキブリ自体は有毒な生き物ではありません。過去には日本を含めた世界各地(日本、中国、ベトナム、タイ、ナイジェリア、カメルーン、コンゴ、メキシコ、ブラジル、イギリスなどの一部地域など)でゴキブリを食していた歴史があります。現在でも漢方薬の原材料となっています。「䗪虫(しゃちゅう)」と呼ばれる漢方で、利用されるのはシナゴキブリサツマゴキブリ、プランキーサバクゴキブリの三種類です。 どの種類も、メス個体のみを使用します。「䗪虫(しゃちゅう)」には、血行を良くする作用、解毒作用、抗がん作用があります。

ゴキブリ自体は無害ですが、人体に有毒な菌を持っている場合が多く、食用には注意が必要です。人間の近くに棲みつくゴキブリは、下水、排水口、トイレといった不衛生な場所を通っており、その体にはさまざまな雑菌・雑菌を持つ微生物が付着しています。ペットの餌として利用する場合も、自分で食する場合も、1週間ほど絶食させ、過熱調理後に与える必要があります。自己責任でどうぞ。ただし、ゴキブリの栄養価には目を見張るものがあります。同じ100グラムでゴキブリと豚ロースを比較すると、たんぱく質が65.6グラム対19グラムでゴキブリの勝ち。脂肪が28グラム対149グラムでゴキブリの勝ち。エネルギー量では、520キロカロリー対260キロカロリー。全てにおいてゴキブリの圧勝となっています。衛生面を保った環境で養殖をすることができれば、近い将来に訪れる食糧危機の地球に光を見出すことができるかもしれません。


 
 
 
 

 

 
 
 
 
 
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