すべてのインフラが停止し、日常が崩壊した極限状態において、最後に命を分けるのはあなた自身の「生存」への意志と実践力です。このメイン章で提示するのは、綺麗事抜きの「生き残りの生存戦略」です。電気、ガス、水道がすべて止まった暗闇のなかで、具体的にどうやって安全な水を確保し、家族の飢えをしのぐのか。周囲が農薬や汚染物質にまみれた環境であっても、安全な食を自力で確保し続けるにはどうすればいいのか。その答えは、これまでに学んだ自然農法の知恵や、野草を味方に変えるサバイバル技術にあります。都会がパニックに陥るなかでも、五感を研ぎ澄まして状況を判断し、手元にある限られた資源を最大限に活用して拠点を構築しなければなりません。誰の助けも期待できない有事の数日間、そしてその後に続く避難生活をタフに生き抜くための具体的なライフハックを、ここで徹底的に叩き込みます。自分の命、そして愛する家族の安全を他人に委ねてはなりません。今すぐ動き、生き残れ。
がれきは宝の山です。がれきをあさってみましょう。ゴミだと思わないで使えるものを探しましょう。確かにかなり匂うと思います。腐った鼻を衝く臭いがしますが、そんなことで躊躇している場合ではありません。今までと違った視点でモノの使いみちを探しましょう。有事の際には、今ある生活を当たり前だと思わないことが大切です。便利さを求めないで、不便を楽しむくらい気持ちを切り替えて命をつなぎましょう。・・・・・
避難所の中に幸いスペースを確保できたとしても、泣き声や言語の問題、物資の問題、糞尿の問題、アレルギーの問題などで物理的にも、体力的にも、何より精神的にも辛い状況になることが過去の災害でも度々起こってきました。ですから、車中泊やテント泊、トレーラー泊などが必要だと言われています。冬場の雪の降る寒い夜などでは、火のまわりで暖をとることが必須になります。山には燃やせる薪がたくさんあります。地震によって山が崩れる可能性はありますが、豪雨でもないかぎり・・・・・
とにかく水が第一です。水を飲まなければ確実に死に至ります。雨水をためることです。雨が降ったら、溜めることです。トタンやシートを広げてなくるく多く雨水をあつめましょう。ペットボトルで泥水をろ過する方法もあります。まずは、炭、砂、砂利を用意しましょう。ペットボトルの底を切り取ります。ふたに小さな穴をあけます。そこに小石→砂→布をまるめたものを押し込みます。逆さまにして吊るして泥水を上から流します。そこから出てきた水を煮沸消毒します。・・・・・
ライター代わりに乾電池を使いましょう。電池の両端を銅線でつないで自然発火します。指でもっておき、銅線の部分に綿やティッシュにくっつけると火がつきます。車からバッテリーをはずして火をおこすこともできます。プラス端子とマイナス端子を直接つなぐことで意図的にショートさせます。スパナなどの金属でできた工具の両端を、プラス端子とマイナス端子に触れさせることで大きな電流が流れて火花がでます。スマートフォンを使う方法もあります。スマホ・・・・・
とにかく他の人に取られてしまう前に燃えるものをかき集めましょう。燃やすものは徐々に減ってきますので、早い段階で巻きになるものを集めるようにしましょう。お金をたくさんもっていても、長時間燃やし続けることはできません。他人から奪ってもどうせ使えません。火を燃やしたら、周りの人にも分けてあげるといいです。火が消えないように協力して火を燃やし続けましょう。そうやって仲間が増えていきます。・・・・・
慣れない環境です。精神的にも肉体的にも少しでも体力を温存させるためには睡眠が第一です。睡眠は時間だけでなく、その質によっても全く違います。少しでも寝心地がよく、暖かい環境を工夫しましょう。段ボールを敷くようにしましょう。床にダンボールを1枚敷くだけで寒さが軽減します。ポリ袋と新聞紙で掛け布団を作ることもできます。ポリ袋の中に新聞紙を丸めて詰めるだけで布団になります。ごみ袋でも同様です。アルミ箔があれば、袋の内側に貼り付けます。寒さ対策にはより効果を発揮します。 ・・・・・
木の棒は杖になるます。護身用に使えます。ボールペンは護身グッズになります。電気コードはロープになります。ガムテープは包帯になります。形を整えれば食器にもなります。空き缶は刃物になります。カッターにもスコップにもなります。トタン板は雨を凌ぐ屋根にもなりますし、フライパンにもなります。タイヤを切ってカタチを整えれば草履になります。 ・・・・・
暖を取るために火は命です。燃やし続けることが大切です。燃えるものを確保しましょう。空き缶と消毒液でストーブにすることができます。整髪料、殺虫剤、消毒液を空き缶に入れて火をつければストーブを作ることができます。プロパンガスタンクを集めることもできます。プロパンガスタンクは、火を吸い込んで爆発することはありません。先っちょに火をつければガス灯が完成します。ぼやは消化しないようにしましょう。ぼやは勝手にできた焚き火です。大火事に発展しそうなものは別ですが、暖をとるために必要なものです・・・・・
生きていくうえで、私たちは何らかの命をいただくしかありません。私たちは日頃から命をいただきながら暮らしていますが、災害時には肉屋も魚屋もスーパーもありませんから、自力で食料を探すしかありません。まさにサバイバルです。おいしいとかおいしくないとか言ってられません。とにかく命をつなぐことです。まず、木の実や雑草を食しましょう。イチョウの実(銀杏)、クルミ(胡桃)などがあれば最高です。秋になると、ヤマボウシ、銀杏、カヤ、マテバシイ、マタタビ等・・・・・
ガソリンスタンドは機能していないはずなので、故障して放置してある車からガソリンを抜きましょう。ガソリンの給油口をこじゃあけたら、ホースを差し込みます。ホースをくわえたら、息を吸って流れを作ります。ガソリンがちょろちょろと出てきますので、鍋や空き缶に溜めてください。転売もできます。ロレックスとも交換できるかもしれません・・・・・