家の中にいる時に地震が起こった場合、
・そのまま屋内に留まる
・外に避難する
どちらが安全なのかは、建物の築年数を目安に判断するべきでしょう。
日本では、1981年以降に建てられた建物は新耐震基準が適用されています。40年以内に建てられた比較的新しい建物にお住いの場合には、倒壊の確率は割と低くなります。それ以前に建てられた建物にお住いの場合には、倒壊してしまう可能性があるため、最初の揺れがおさまるのを待って屋外へ避難するのが好ましいと考えられています。ただし、2016年(平成28年)に起こった熊本地震では震度7レベルの揺れが2回起こり、2回目の揺れで新耐震基準に適合している新しい建物も多く倒壊しています。現在の耐震基準では震度6以上の大型地震が複数回起こることは想定していません。新しい建物の中にいたとしても、安心というわけにはいきません。 |