アロマセラピーをもっと日常の暮らしの中に取り入れてみてはいかがでしょうか?現代の私たちの周りには、人工的に作られた強い香りが溢れています。しかし、本当に私たちが求めているのは、植物が自らを保護し、生き抜くために創り出した「本物のエッセンシャルオイル(精油)」の香りです。植物の1滴に凝縮された自然の芳香成分は、嗅覚を通じて脳の自律神経や感情を司る部分にダイレクトに働きかけ、ストレスでこわばった心と体を一瞬で解きほぐしてくれます。ディフューザーで部屋を満たすだけでなく、ハンカチに1滴垂らしたり、お風呂に数滴落としたりするだけで、自宅にいながらいつでも大自然のエネルギーと繋がることができます。特に、日本の森で育った杉や檜(ひのき)、クロモジなどの和精油の香りは、私たちの遺伝子に深く刻まれた懐かしさと圧倒的な安らぎをもたらします。アロマセラピーを日常に迎えることは、暮らしの中に小さな「森」を創り出し、自分自身を優しくいたわる最高のセルフケア習慣なのです。
アロマトリートメント(マッサージ)のやり方も決して難しいものではありません。基本的には自分の気持ちのいいようにやればいいという感じです。アロマセラピートリートメントは入浴後がもっとも効果的ですが、シャワーや足浴などで身体を温める方法でもOKです。部屋は快適な温度にしておきましょう。特に冬などは体が冷えないようにバスタオルなどを用意しておくとよいでしょう。まず、アロマトリート・・・・・・
(なでてさする) やさしくなでるようにさすります。 (もむ) 手のひらや指で筋肉を揉みほぐします。 肩こりのほぐしやセルライトの除去の際に行います。 (押す)・・・・・・
1、光毒性 精油(エッセンシャルオイル)の中には、皮膚につけた状態で、日光などの紫外線に当たると皮膚に炎症やシミを引き起こすものがあり、これを「光毒性」と呼んでいます。このような光毒性のある精油(エッセンシャルオイル)をトリートメント(マッサージ)に使用した後は、日光などの紫外線には当たらないように注意してください。・・・・・・
アロマセラピートリートメントを行う場合には、精油(エッセンシャルオイル)を使いますが、精油(エッセンシャルオイル)は肌に直接つけることはできないので、キャリアオイル(植物油)などのベースオイルに希釈(薄めて)して使用します。もちろんキャリアオイル(植物油)だけでトリートメントしてもかまいません。キャリアオイル(植物油)もいろいろ種類があります。それぞれ特徴がありますので、自分に合う・・・・・・
アロマセラピーは、精油(エッセンシャルオイル)を使って芳香浴、アロマバス、湿布、トリートメントなど、いろいろな楽しみ方、使い方ができます。かぜやのどの痛みなど呼吸器系の不調を緩和するのに有効なのが、吸入法です。吸入法というのは、精油(エッセンシャルオイル)をハンカチやティッシュなどに1~2滴落とし、鼻の近くにもっていき、香りの成分を積極的に吸い込む方法です。また、蒸気吸入法として・・・・・・
スパイシーでぬくもりを感じる香りのアンジェリカですが、このアロマオイルは、優れた抗ウィルス作用があります。これはシネオールと呼ばれる成分が多量に含まれていることによるものです。アンジェリカという名前は、その昔この植物がもつ天然の治癒力を、天使が人に伝えた事から命名されており、その語源は天使、 エンジェルというわけです。メンタル面の効果では、不安を取り除いて気力をアップすることが特徴・・・・・・
イランイランは、イランイランのアロマオイルには、酢酸ベンジルが多く含まれており、これが興奮させる催淫効果を持った成分なのです。男性がもっとも女性らしさを感じる香りをもつアロマオイルであるともされ、インドネシアでは新婚カップルのベッドに、イランイランの花びらをまく習慣があるほどです。イランイランはマレー語で花の中の花という意味で、濃厚で甘い香りを持ち、エキゾチックな印象を受ける香り・・・・・・
とても甘くフレッシュな香りで、年齢を問わず人気がありますが、リラックスとリフレッシュの効果を持っています。柑橘系に多い殺菌効果があり、冬場の風邪の予防などにも役に立ちます。オレンジスイートの香りはまさにミカンそのものといった感じです。メンタル面では、緊張感をほぐしてくれる効果効能があります。落ち込んだ気持ちをやわらげ、前向きな気持ちにしてくれます。緊張感など、心を解きほぐしてくれ・・・・・・
キク科の植物ですが、その香りはリンゴに良く似ています。ギリシャ語の「地面のリンゴ」が名前の由来となっています。ヨーロッパの各地では古くからハーブティーに利用され、就寝前に飲むことで気持ちを鎮めてくれる効能がある事が知られています。メンタル面では、心を鎮めてくれるので、リラックスや不眠解消に役立ちます。心を安らかにする効果を期待することができます。ボディ面では、痛みやかゆみの改善に・・・・・・
甘いフレッシュなマスカットのような感じのクラリセージですが、リラックス効果を発揮することが特徴的です。中世では種子から採取した粘液で、目を洗ったり異物を取り除くことに使われていました。ク ラリセージの語源となる、ギリシャ語の「クラルス」には、明るい、清浄な、澄んだ、といった意味があります。目を洗うために使えれたことからクラリアイとも呼ばれたそうです。メンタル面の効果効能で、・・・・・・
リフレッシュできるほか、ダイエットにも効果を発揮してくれるのが、グレープフルーツです。ヌートカトンと呼ばれる芳香成分が独特な力強さをかもし出してくれます。オレ ンジスイートが甘い香りなのに対して、グレープフルーツのアロマオイルは何処か大人の香り。果実にも軽い苦味があるように、香りも大人の落ち着いた香りがします。メンタル面では、うつの状態を改善してくれるリフレッシュ効能が期待できます・・・・・・
サイプレスの木はキプロス島に多く見られ、キプロス島の名前の由来にもなっています。またαピネンなどを多く含み、まさに森林浴そのものを実感させてくれます。古代技師者神話 では黄泉の神との関わりや、十字架を作る木であったという説もあり、何処か神秘的なイメージをもたらす樹木のようです。 そのサイプレスのアロマオイルには、森林浴と同じような効果が期待できます。心の安らぎを求めたい時に・・・・・・
日本では白檀(びゃくだん)と呼ばれ、古くから親しまれてきたサンダルウッドですが、深いリラックス効果があるのが特徴です。宗教的な儀式にも使われ、瞑想する時には欠かせない香りです。また日本で は古来より枕の下に敷くことにより、聞香療法(もんこうりょうほう)が行なわれてきました。これは白檀が頭痛等の体調不良がある人にとって、睡眠中に症状を緩和させてくれる効果がある事に由来しています。・・・・・・
シダーウッドは、緊張感や不安を取り除いてくれます。ウッディーで神秘的な香りが、心を安らかにしてくれるのが特徴ですが、古来 から宗教的な場所、寺院などで薫香として使われてきました。心を鎮める効果が好まれていたようです。ブレンドして使う場合にはフランキンセンスやサイプレスと相性が良いので、アロマオイルをブレンドして使うときにはぜひ参考にしてみてください。シダーウッドで森林浴をほうふつ・・・・・・
クスノ木科の植物で、スイーツのスパイスとして利用されていますが、ニッキの香りとして有名なアロマです。お菓子の材料としても使われますが、気分の高揚という効果効能を持ち合わせています。元気が出ない時など、気持ちに活を入れたい時にお勧めです。ボディ面では、体調を整えてくれることが特徴です。体の痛みを取る効果もあり、疲れた体を支えてくれるものです。 その他、強心作用や、たるみやイボにも・・・・・・
カモミールローマンに比べて、ピリッとした感じで独特な香りがします。 アロマオイルは濃いブルーをしていますが、瓶から取り出すと空気と光に触れることで緑色に変色するのが特徴です。メンタル面では、心を静めてくれ、不眠症を改善してくれます。ボディ面では、かゆみやニキビ等の炎症を抑えることです。コレは主成分のカマズレン(アズレン)の作用によるもので、皮膚全般のトラブルにも効果を発揮してくれる・・・・・・
ジャスミンの効果効能は、なんといってもパワフルな催淫効果です。人の本能ともいえる、性的な部分に大きく効果を発揮します。またジャスミンのアロマオイルは、花の香りが強くなった夜に摘まれた花から精製されます。その香りは優雅で甘美なもので、ジャスミンはアロマの王様や宝石ともいわれます。大切な人と過ごす夜、恋人同士やご夫婦の愛の時間に、ジャスミンはその効能を発揮してくれます。メンタル面では・・・・・・
料理で有名なハーブ、マジョラムは、古代ギリシャ時代より薬草として広く利用されてきました。学名の「Origanum 」はギリシャ語でオロス(山)とガノス(喜び)が派生した言葉で、「山の喜び」という意味。新婚夫婦の幸せを願って贈られたり、死者の魂に平穏をもたらす弔いの植物として墓地に植えられたりしました。スイート・マジョラムは心を鎮め、深いリラックス効果があります。また、悲しみや孤独感に襲われ・・・・・・
ティーツリーはオーストラリアに自生する常緑の高木で、湖沼の岸など多く見られる樹木。とても強い香りを持ち、非常に生命力の強い植物です。「tea tree」は普段私たちが飲んでいるお茶とは違う種類です。 ちなみにお茶の木はツバキ科の「Camellia sinensis」になります。優れた殺菌、消毒作用を持つので、オーストラリアの原住民は、古くからこの植物の葉を、感染症やすり傷など様々な治療に利用してきました。・・・・・・
ミント(はっか)類は繁殖力が強く、いろいろな種類があります。交配種を含めると120以上もの種類があります。なかでももっともポピュラーなのがぺパ-ミントで、ウォーターミント(Mentha aquatica)とスペアミント (Mentha spicata)の交配種でシソ科の多年生のハーブです。古代エジプト、ギリシア、ローマ時代より親しまれ、使われてきました。主成分のメントールは、歯磨き粉やガムや飴などさまざまな商品の・・・・・・
コアラの好きな食べ物として知られるユーカリは、オーストラリア原産の植物で、とてもに生命力が強いうえに成長が早く、たくさんの種類があります。その中でアロマテラピーで使われているのは数種類です。そして一般に「ユーカリ」というとグロプルス種(Eucalyptus globulus)のことをさします。オーストラリアやタスマニアの原住民は、この植物の葉を古くから薬として使っていて、とくに切り傷の手当てや・・・・・・
ラベンダーはアロマテラピーでもっとも人気のあるオイルで、非常に幅広く使われています。安全性が高く、子どもから大人まで安心して使うことができ、アロマテラピーの万能薬ともいえます。原産はヨーロッパのアルプス地方にある高原地帯。ラベンダーという名前は、ラテン語で「洗う」という意味のlavare(ラワーレ)から由来していて、ローマ時代に入浴用に使われていたところからきているようです。 穏やかで・・・・・・
おなじみのフルーツですが、フレッシュでさわやかな香りです。殺菌作用も強く、昔から食用以外にも幅広い目的でよく使われてきました。古代エジプトでは、肉や魚が傷むのを防いだり、虫に刺されたときの消毒に、レモンを利用していたそうです。レモン系の香りは勉強や仕事の能率を上げることが出来ます。同じかんきつ類でもオレンジは甘い香りで心の緊張をゆるめるのに対し、レモンはすっぱい香りで気持ちのゆるみ・・・・・・
レモングラスはレモンと草の香りで、心に元気を与えてくれます。柑橘系に分類されますが、イネ科の多年生植物です。タイ料理のスープ「トムヤンクン」の味と香りの決め手として欠かせない素材となっています。また、このエッセンシャルオイル(精油)の中の「シトラール」という成分は、化粧水や香水の成分としても広く使われていて、虫よけとしても有名です。レモングラスのアロマは、やる気のないときなど・・・・・・
ローズマリーはガーデニングをしているお宅のお庭などでもよく見られるようになりましたが、昔から料理に使われてきた伝統的なハーブです。ローズマリーの学名の「Rosmarinus」はラテン語で「海のしずく」という意味の「ロスマリヌス」からきています。これはローズマリーが地中海沿岸の海辺に生育することと、淡いブルーの小さな花が海の色を連想させるためだといわれています。また、ローズマリーは「若返りの精油」・・・・・・
自然と調和して過ごすこととは、人間の生活リズムを地球の本来のサイクルに合わせ、環境への負荷を減らしながら心身の健康を取り戻す生き方です。現代の便利な生活のなかでも、意識を少し変えるだけで、私たちは自然の循環の一部として心地よく暮らすことができます。都会の人工物の中で過ごす時間の多い私たちは、知らず知らずのうちに五感が閉ざされ、心身のバランスを崩しがちです。アスファルト、コンクリート、そしてスマートフォンの画面。四方を人工物に囲まれた生活は便利ですが、本来の「自然のサイクル」から私たちを切り離してしまいます。このような環境にいるからこそ、意識的に自然とつながる時間を作ることが大切です。自然がどんなふうに私たちに良い影響をもたらしているのか、日常の暮らしの中にどうやって自然を取り入れるのかについてまとめてみました。